「(代表監督というポジションが)難しいのは周囲のみなさんがよく知っていることだ。 ただ、私はスポーツをしてきたし、厳しい状況を避ける姿を見られたくなかった。悪口を言われる覚悟で受諾することになった」
―コーチングスタッフの人選と今後の日程は?
「できれば、早くコーチングスタッフを構成したい。早ければ2月中旬までに人選を固めたいと考えている」
―2007年に就任したときも厳しい状況で代表監督を受け入れた。あの時と今回とでは、どのような部分が違うのか。
「あの頃は私も若かった。今は11年が過ぎ、年輪も積み重なった。果敢性は残っているか心配でもあるが、あの時よりは今のほうが気持ちの余裕があると思う」
―11年前の韓国代表とは今はどう違うと思うか。
「2008年には韓国代表に良い左腕投手がいた。どのチームと戦っても劣らないエース級投手が多かった。しかし今はそういう部分について心配があるというのが、正直な心情だ」
―アジア大会で代表チームに対して多くの議論を巻き起こした。どのように見ていたか。
「試合は全部見た。とても胸が締めつけられた。代表監督が大変なときというものは、いくら弱いチームでも必ず勝たなければならず、試合に勝ってもその勝利に値打ちが付かないときだ。ソン・ドンヨル監督は大変だったと思う」
―簡単でない役目を受諾した。これから国際大会をどのように準備する予定か。
「(就任が決まって)日も浅いので正確にいえないが、プレミア12にすべての焦点を合わせる。ホームで行われる予選だけに、良い結果を出さなければならない。最善を尽くし、良い結果で国民に報いるべきだと思っている」
―アジア大会の韓国代表の選手選抜と関連し、公正性をめぐる議論があった。今後の選手選抜の原則は?
「本当に難しい。11年前に選手を選んだときも、問題はあった。今回も選抜してから問題がありそうだが、最大限、納得してもらえるようにうまく選抜したい」
―コーチングスタッフについてイ・スンヨプ、パク・チャンホらの名前が挙がっているが?