外野手メル・ロハス・ジュニア(30)の来シーズンの所属チームは、韓国プロ野球のKTウィズではなく阪神タイガースだった。
12月9日午後、KTウィズは「つい先ほど、ロハス側から阪神と契約したという知らせがあった」と発表した。
KT関係者は「ロハス側は“より大きな舞台でプレーしたかった。チャンスが来て、阪神と契約することになった”と伝えた」とし、「KTは韓国プロ野球の歴代外国人打者最高水準に準ずる金額を提示したが、契約は成立しなかった。球団はプランBを稼働する予定だ」と明らかにした。
KTのイ・スンヨン団長はこれに先立ち、「ロハス側に最終提案をし、待機している。契約が成立しなかった場合はプランBやCも準備している」と話していた。
ロハスは2020シーズンの韓国プロ野球で打撃4冠を達成すると、MVPも受賞。その活躍から日米の複数球団からの関心が伝えられていたが、最終的に阪神加入が決定した。
一方、最優先順位であるロハスを逃したKTがどのような後続措置を取るか、その動向も注目される。
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