先発7試合“未勝利”のイ・スンウ…とうとうメンバー外でレギュラー争いは絶望的か

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イ・スンウ(22、シント=トロイデン)が、ヨーロッパの舞台で崖っぷちに立たされている。

バルセロナユース出身のイ・スンウは、2017年にイタリア・セリエAのエラス・ヴェローナに移籍。しかし、初のビッグリーグでポジションを確保できず、ベルギー・ジュピラーリーグへと活躍の場を移すこととなった。

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今季開幕前に就任したケビン・マスカット監督の信頼を受け、キャリア復活の目が見えたかに思えたていた。しかし、最近では低調なプレーでベンチ生活が続き、自身を重用していた監督の退任も重なったことでいよいよ危機的状況に陥っている。新監督の初戦では今シーズン初のメンバー外の屈辱も味わうこととなった。

イ・スンウは12月6日(日本時間)に行われたリーグ第15節クラブ・ブリュージュとのアウェー戦では今季初のメンバー外となった。

先発出場した試合では1勝もできず…

イ・スンウは今季、リーグ14試合中7試合に先発出場、5試合に途中出場していた。欠場した2試合もメンバー外ではなく、交代要員としてベンチには含まれていた。しかし、今回のクラブ・ブルージュ戦では、イ・スンウの姿そのものがスタジアムに存在しなかった。

イ・スンウ

イ・スンウは昨シーズン、シント=トロイデンでリーグ戦4試合の出場にとどまっていたが、今シーズン序盤はレギュラーとして出場。オーステンデとの第3節から7試合連続で先発出場をはたしていた。

アントワープとの第5節では2ゴールを決めるなど、本来の輝きを取り戻したかにも見えたが、10月25日スタンダール・リエージュ戦からは4試合続けて後半終盤に途中出場していた。

シント=トロイデンはイ・スンウが先発した7試合で4敗3分と1勝もできていない。むしろ、彼の代わりにレギュラーを確保したハイチ代表デュカン・ナゾンが3ゴールを決めるなど、ライバルに大きく差を開けられている状況だ。

シント=トロイデンは12月2日、成績不振を理由にマスカット監督との契約を解除。現在はセカンドチームのステファン・ファン・ウィンケル監督が暫定で指揮を取っている。彼はトップチームでの初戦だったクラブ・ブルージュ戦でもナゾンを起用した。

チームも下位に低迷

シーズン途中の監督変更に踏み切ったシント=トロイデンだったが、“監督解任ブースト”は発動されず、状況も大きく改善されたとはいえない。

この日シント=トロイデンはクラブ・ブルージュに0-1で敗れ、直近5試合で3敗2分と1勝もできていない。最下位のムスクロンとは勝ち点差たった1の17位(全18チーム中)という絶望的な状況だ。

(写真=The PLAYER公式Twitter)加入当時のイ・スンウ

指揮官が変われば、どんなチームでもレギュラー争いはリセットされることが多い。しかし、イ・スンウのようにシーズン序盤に活躍していた選手を、特別な理由もなしにいきなりメンバーから除外するのは珍しい話だ。

特に、今回就任したファン・ウィンケル監督は外様ではなく、セカンドチームで長期にわたってトップチームを見守ってきた人物だ。暫定監督に選ばれた時点で、イ・スンウが自身の求めるサッカーにマッチしていないと判断したのかもしれない。

シント=トロイデンは12月12日、シャルルロワSCとのリーグ第16節を戦う。この試合でイ・スンウのチーム内で置かれている状況がよりはっきりとするはずだ。

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