ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)生涯初のアジアカップが空しく幕を閉じた。
ファン・ウィジョは昨年夏、アジア大会で得点王を獲得し、韓国サッカーの新しい切り札として登場した。アジア大会での活躍をステップに、韓国代表のワントップとしてレギュラーの座を射止めたファン・ウィジョは、生涯初のアジアカップで5試合すべてに先発出場するチャンスをつかんだ。
ファン・ウィジョはグループリーグで2ゴールを記録したが、肝心の決勝トーナメントでは得点することができなかった。
ファン・ウィジョにとって、今大会はアジア勢トップクラスのFWに躍り出るきっかけになるはずだった。
ファン・ウィジョはカタール戦直後のミックスゾーンで、自身が意見や感想を次のように語り始めた。
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「大会が終わったが、すべてが終わったわけではない。これからはW杯の予選もある。今日負けたことは心の中に刻み、今後のAマッチをしっかり戦わなければならない。(今日の結果を受けて)選手があまり動揺することはないようだ」
ベント監督はカタールとの準々決勝での敗因として、決定力不足を挙げた。
相手に比べて多くのチャンスをつかんだが、フィニッシュの精度が落ち、無得点で試合に負けることになったと分析した。
ゴール前を固められてしまうと、ファン・ウィジョも自由になれなかった。ファン・ウィジョはカタールが先制ゴールを決めた直後、イ・ヨンのクロスに合わせてボールをカタールのゴールに押し込んだが、VAR(ビデオ判定システム)を経てオフサイドとジャッジされ、同点ゴールは無効になった。
それについてファン・ウィジョの考えはこうだ。