かつて川崎フロンターレやロアッソ熊本でプレーしたアン・ビョンジュン(30、水原FC)が、1部昇格がかかった大一番への意気込みを語った。
【注目】Kリーグ公式もアン・ビョンジュンを絶賛「他の追随を許さない」
来る11月29日、水原総合運動場で水原FCと慶南FCによるKリーグ2(2部)プレーオフが行われる。
一発勝負のこの試合、リーグ2位の水原FCは引き分け以上、3位の慶南FCは勝利で昇格が決まる。両チームは今シーズン3度対戦経験があるが、いずれも水原FCが勝利している
重要な一戦を控え、26日にソウルのサッカー会館でプレーオフのメディアデーが行われた。水原FCからはキム・ドギュン監督とアン・ビョンジュン、慶南FCからはソル・ギヒョン監督とチャン・ヒョクジン(30)がオンラインで参席した。
アン・ビョンジュンは「相手が慶南FCであることとは関係なく、プレーオフはプレッシャーや緊張感のある試合だ。そう言った点を楽しめれば、良い集中力を発揮できる」と心境を語ると、「選手として、こうした機会が頻繁に訪れるわけではない。この機会を逃したくない」と強調した。
今シーズン、アン・ビョンジュンは25試合に出場して20ゴールを記録し、チームをプレーオフ進出圏内の2位に導いた。ゴールランキングでも、2位のアンドレ・ルイス(大田ハナシチズン、13ゴール)と大差をつけて得点王に輝いた。
アン・ビョンジュンは「一番嬉しいのは(プレーオフが)有観客開催となり、ファンと一緒に喜べること。無観客が続いた中でも応援してくれたファンの期待に応えたい」と誓った。
また、「お互いに最善を尽くし、観る人が楽しんで感動できる試合にしたい。そして最後は自分たちが勝てたら良いだろう」とファンにメッセージを伝えた。
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