「毎回、試合を面白くしたいと思いながらプレーしている」
1ゴール1アシストの活躍でチームに勝ち点3をもたらしたMFキム・インソン(31)はこう語った。
11月24日(日本時間)にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループF第3節のパース・グローリー対蔚山現代が行われ、蔚山現代が2-1で勝利した。
この試合、蔚山現代はキム・インソンに救われた。
キム・インソンは0-1のビハインドで迎えた後半44分、右足で同点ゴールを決めると、その4分後のロスタイムにFWジュニオール・ネグラン(33)の逆転弾をアシストした。
劇的勝利を収めた蔚山現代は3試合を終えて2勝1分の勝ち点7とし、グループF首位を維持した。
試合後の記者会見で、キム・インソンは「前半はチャンスをたくさん作りながらもゴールが生まれなかった。だが、後半に逆転し、勝利することができて嬉しい」喜びを明かした。
また、ジュニオールの逆転弾をアシストした場面については「ジュニオールはKリーグで最も冷静にペナルティエリア内でシュートできる選手」と絶賛し、「それだけ決定力に優れているということだ。信頼があるからこそ彼に安心してボールを渡せるし、良いシナジーを発揮することができる」と続けた。
記者会見に同席したキム・ドフン監督は「ホテルでの隔離生活でコンディション調整が難しいなか、勝利をもたらしてくれた選手たちを称えなければならない」と選手を労うと、「これまで試合に出られなかった選手も、しっかり準備してパフォーマンスを発揮できている。これが、良い雰囲気を醸成する要因になっている」と強調した。
蔚山現代は次戦、来る11月27日に再びパース・グローリーと対戦。それから中3日空いた30日にはFC東京と激突する。
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