“メガネ先輩”の愛称で日本でも知られたキム・ウンジョン率いる慶北体育会女性カーリングチームが、3年ぶりに韓国代表の座を奪還した。
2018年の平昌五輪で、アジアの初の銀メダルを獲得した“チーム・キム”こと慶北体育会は11月24日、江原道の江陵(カンルン)カーリングセンターで開かれた2020 KB金融・韓国カーリング選手権大会兼国家代表選抜女子決勝戦で、京畿都庁(スキップ:キム・ウンジ)を7-5で下して優勝した。
これでチーム・キムは2020-2021シーズンの代表資格を獲得。2021年2月の世界カーリング選手権大会に出場することが決まった。世界選手権は2022北京五輪の出場権がかかっている。
平昌五輪後、指導者のパワハラ問題で困難を経験したチーム・キムは、過去2シーズン、春川市庁(スキップ:キム・ミンジ)と京畿道庁に韓国代表の座を明け渡した。その間、キム・ウンジョンが結婚・出産を経て、チームのリーダー不在まで経験した。
しかしキム・ウンジョンが昨年チームに復帰しながら安定を取り戻すと、サードのキム・ギョンエ、セカンドのキム・チョヒ、リードのキム・ソニョンなど、平昌メンバーが再び本領を発揮。今大会、予選を6戦全勝の1位で通過したチーム・キムは、11月23日のプレーオフ第1戦でも春川市庁を6-5で下した。決勝戦で京畿道庁まで制圧しながら、“パーフェクト優勝”を達成した。
男子部では、京畿道庁(スキップ:チョン・ヨンソク)が現代表の慶北体育会(スキップ:キム・チャンミン)を決勝で下し(12-10)、韓国代表の資格を得た。
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