11月13日（日本時間）、U-23韓国代表はエジプト・カイロのアル・サラーム・スタジアムでU-23エジプト代表と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。
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惜しくも勝利をつかめなかったU-23韓国代表だが、チームを率いるキム・ハクボム監督は結果よりも“欧州組のテスト”に重点を置いているようだ。
試合後、キム監督は「時差への適応に苦しんだとはいえ、選手たちはそれなりに頑張ってくれた」と選手を労い、「エジプトはよく走るタイトなチームだった。さすがは強豪国であると感じた」と、試合の感想を述べた。
翌2021年の東京五輪に向けて準備を進めるU-23韓国代表は、今年1月にタイで行われたU-23アジア選手権以来、約10カ月ぶりに国外開催の試合を戦った。
今回のエジプト遠征に7人の欧州組を招集したキム監督は、エジプト戦でうち5人を先発起用。
キャプテンマークを巻いたペク・スンホ（23、ダルムシュタット）のほか、イ・スンウ（22、シント＝トロイデン）、キム・ジョンミン（21、ヴィトーリア・ギマランイス）、チョン・ウヨン（21、フライブルク）、キム・ヒョンウ（21、NKイストラ）がスターティングイレブンに名を連ねた。
キム監督は「（アウェー開催の試合は）非常に助けとなる。今回、久しぶりに欧州でプレーする選手たちを呼ぶことができた。また、国内の選手が海外でどう適応するかも見極められる」と語った。
続けて、「欧州組と国内組の連携の問題はある。だが、選手をチェックすることが我々の仕事だ。もちろん、1試合だけですべてを評価するのは難しいが、国内組との競争力を比較し、評価することはできたのではないかと思う」と言及した。
また、キム監督はエジプト戦で好セーブを連発したGKソン・ボムグン（23、全北現代モータース）を絶賛。「守備の乱れから1対1のチャンスを多く与えたが、ソン・ボムグンが適切に阻止してくれた」と伝えた。
U-23韓国代表は次戦、14日午後10時（日本時間）から同じ会場でU-23ブラジル代表と対戦する。
キム監督は「ブラジルは世界的にも強いチームだ。落ち着いて準備する。ブラジル相手だからと言って何かを変えることはない」と語った。
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