ファン・ヒチャン、新天地ライプツィヒでの心境明かす「ビッグクラブなのだから当然…」

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韓国代表に合流したファン・ヒチャン(24)が、新天地ライプツィヒでの心境と欧州遠征2連戦に臨む意気込みを明かした。

【注目】ファン・ヒチャンが明かすリバプール戦“秘話”

ファン・ヒチャンは11月10日、韓国サッカー協会が公開したインタビューに登場。「久しぶりに全員で集まって練習できて嬉しい。有意義な時間になれば良いだろう」と2連戦への覚悟を明かした。

ザルツブルクに所属した昨シーズン、南野拓実やアーリング・ハーランドらとともに欧州サッカー界を席巻したファン・ヒチャン。

今夏の移籍市場でドイツ・ブンデスリーガの強豪ライプツィヒに加入し、シーズン序盤は着実に出場機会を得ていたが、最近は厳しいポジション争いを強いられている。ブンデスリーガとUEFAチャンピオンズリーグでは未だ先発出場がなく、ベンチを温める時間が続いている。

ファン・ヒチャン

「厳しい状況だが…」

「実際、シーズン序盤の良い流れを維持できず惜しい」と打ち明けたファン・ヒチャンは、「ビッグクラブに来たのだから、当然競争しなければならない。厳しい状況だが困難に打ち勝って良い姿を披露したい」とクラブでの現状を認めつつ、「試合に多く出場している選手よりは不足しているかもしれないが、チームとして良いパフォーマンスを発揮したい」と代表チームでの活躍を誓った。

今回、A代表にはイ・ガンイン(19、バレンシア)のほか、初招集のオム・ウォンサン(21、光州FC)やチョン・テウク(23、大邱FC)など若い選手が多く合流した。

ファン・ヒチャンは「友だちに会うといつも嬉しいし、ヒョン(兄さん)や後輩と会うのも楽しい。久しぶりにコーチングスタッフの顔も見れて良かった。自分よりも若い選手がたくさん入ってきた。弟たちが上手く適応できるようサポートしたい」と、代表チームメイトとの再会を喜んだ。

特にチョン・テウクは、2018年のジャカルタ・アジア大会でともにプレーしたファン・ヒチャンを見たがっていた。このことについて、ファン・ヒチャン本人は「テウクが自分の試合をよく見ていると聞いた。ありがたい。自分も(テウクの)試合を観たが、着々と成長しているようで嬉しい。A代表にも上手く適応して、韓国屈指のディフェンダーになってほしい」とエールを送った。

今回の2連戦で相対するメキシコとカタールは、どちらも直近の対戦で韓国を苦しめたチームだ。そのため、周囲からはリベンジを期待する声も上がっているが、ファン・ヒチャンはいたって冷静だった。

「当時は自分たちが苦しんだ。それでも、リベンジを考えるよりやるべきことに集中した方が良いだろう。久しぶりに集まったのだから、トレーニングにより集中して息を合わせなければならない」

韓国代表は来る11月15日にメキシコ代表、17日にカタール代表と対戦。試合はいずれもオーストリアで行われる。

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