10月8日、坡州(パジュ)の国家代表トレーニングセンター(NFC)での代表練習に先立ち、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)が取材陣のインタビューに応えた。
ファン・ヒチャンは10月3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節リバプール戦に、日本代表の南野拓実らとともに先発出場した。
ファン・ヒチャンは0-3とリードされた前半39分に反撃ののろしとなるゴールを決めると、後半11分には南野のボレー弾をアシストするなど、昨シーズンCL覇者相手に1ゴール1アシストの大活躍を見せた。
試合は4-3でリバプールが勝利している。
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ファン・ヒチャンは激戦を振り返り、「アンフィールドに立てたこと自体がうれしく、世界的なプレイヤーたちと同じスタジアムでプレーできたことに感激している。結果は惜しかったが、良い試合をすることができてとても良かった」と明かした。
また、「試合を通してチームが自信を得られたようだ。以降の国内リーグでも良い姿を見せられたし、今後より良いプレーを披露したい思いが日に日に増している」と、自信も見せている。
リバプール戦では、ファン・ヒチャンと南野拓実が見せた阿吽のプレーに、リバプールのユルゲン・クロップ監督が苦笑いを浮かべるシーンもあった。そして試合後にはクロップ監督がファン・ヒチャンに近づき、声をかける場面が目撃されていた。
これについてファン・ヒチャンは、「クロップ監督が英語で“マシーン、マシーン”と言いながら笑っていた。僕はありがとうと返したよ」と笑顔で答えた。
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