“韓国の至宝”イ・ガンインが久々の先発で躍動、バレンシアは引き分けるも不安定さを露呈

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イ・ガンイン(19)が先発出場を果たし、チームは引き分けでなんとか連敗を脱出した。

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スペイン・バレンシア所属のイ・ガンインは、11月2日(日本時間)に行われたヘタフェCFとのホームゲームに先発出場し、後半14分までピッチを走り回った。攻撃ポイント(得点、アシスト)は記録できなかったが、活発な動きで中盤と前線に活気をもたらした。

イ・ガンインは9月29日に行われたレアル・ソシエダ戦以来、約1カ月ぶりにスタメン出場。FWマキシ・ゴメスより少し下がり目、シャドーの位置で出場したイ・ガンインは、FWとMFの2ライン間を行き来し、ボールを奪おうと汗をかいた。

チームが押されている状況でも彼にボールが入ると、華麗なドリブルや鋭いパスで自身の持ち味を惜しみなく発揮した。

イ・ガンイン

バレンシアは前半22分にユヌス・ムサ(18)のゴールで先制に成功。しかしイ・ガンインが後半14分にベンチへ退いたあと、試合終了間際にゲームは大きく揺れ動いた。

後半42分にヘタフェのクチョ・エルナンデス(21)に同点ゴールを、後半49分にはアンジェル・ロドリゲスに逆転ゴールを立て続けに奪われ、絶体絶命の状況に陥った。

敗北が目前に迫るなか、試合終了直前の後半55分にカルロス・ソレルがPKを決め、瀬戸際でなんとか引き分けに持ち込んだ。

前節までリーグ3連敗を喫していたバレンシアは、この引き分けで連敗を脱し、久々の勝ち点を獲得した。

次節、バレンシアはホームにレアル・マドリードを迎える。レアルはリーグ7戦5勝と波に乗っている。今節やっとの思いで引き分けに持ち込むなど、調子が上がり切らないバレンシアが、どこまで対抗できるのか見ものだ。

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