「性的暴力を犯した加害コーチが処分や不利益を受けない理由は、チョン・ミョンギュ教授のもとにいるからだ」
文字通り若手のスケート関係者たちで組織された“若手スケート人連帯”は1月21日、無所属の国会議員であるソン・ヘウォン議員とともに記者会見を開き、スケート界の性暴力に関する立場を明らかにした。
若手スケート人連帯はこれに先立ち、「暴力などスケート界の多くの悪行がこれまで外部に露呈されることがなかった理由と、スケート界改革のための要求事項を明らかにする予定」としていたが、実際に明かされたその内容はショッキングなものだ。
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まず最初に口を開いたソン議員は、「スケート界に性的暴力の被害事例が多いが、多くの加害者がいかなる制裁も処罰も受けておらく、不利益も受けずにいる」とし、「その理由は加害者であるコーチが、韓国体育大学のチョン・ミョンギュ教授の指揮下にいるからだ」と主張した。
また、「若手スケート人連帯が被害者に確認した被害事例は、シム・ソクヒ選手の件を含め計6件あった」とし、「被害者たちは依然として2次被害と報復を恐れている」と伝えた。