アメリカン・リーグのワイルドカードシリーズで脱落したトロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジン(33)が、本日(10月2日、日本時間)韓国に帰国する。
リュ・ヒョンジンの国内マネジメント会社『A・SPECコーポレーション』は、「リュ・ヒョンジンが1日のワイルドカード第2戦を終えた後、すぐ韓国行きの飛行機に搭乗した」と発表。
「アメリカ国内における新型コロナウイルス感染症の拡大により、不安定な環境で生活した。安定的な休息と次期シーズン準備のため、帰国することになった」と、韓国への帰国を急いだ理由を伝えた。
昨冬にブルージェイズへと加入したリュ・ヒョンジンは、チームのエースとして活躍した。
新型コロナを考慮し60試合制に縮小された今シーズンのメジャーリーグでは、12試合に先発登板し、5勝2敗の防御率2.69を記録。リュ・ヒョンジンの好投で、ブルージェイズもポストシーズン進出を成功させた。
そして、リュ・ヒョンジンは去る10月1日、米フロリダ州のトロピカーナ・フィールドで行われたタンパベイ・レイズとのワイルドカードシリーズ第2戦で先発登板した。
2勝先取のワイルドカードシリーズですでに第1戦を落としたブルージェイズは、エースのリュ・ヒョンジンを登板させて反撃を狙った。
しかし、リュ・ヒョンジンは試合序盤から大量失点するなど大崩れし、2回を最後まで終えられないまま降板した。この日の敗戦投手となったリュ・ヒョンジンは、1.2イニングを投げて本塁打2本含む8被安打7失点(自責点3)を記録した。
リュ・ヒョンジンは韓国に入国後、政府の防疫指針に従い、2週間の自主隔離期間を送る。隔離期間を終え次第、家族と一緒にオフシーズンの休息期を過ごす予定だ。
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