リュ・ヒョンジン(33)は崖っぷち状態のトロント・ブルージェイズを救うことができるだろうか。
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ブルージェイズは9月30日(日本時間)、米フロリダ州のトロピカーナ・フィールドで行われたタンパベイ・レイズとのワイルドカードシリーズ第1戦で1-3と敗れた。
第1戦では、マット・シューメーカー(34)とロビー・レイ(28)がそれぞれ3イニング登板する継投策を採用。結果的に計6イニングで1失点に抑えることに成功したが、肝心の打線がレイズの投手陣を攻略できなかった。
ワイルドカードシリーズは2勝先取の3試合制であることから、ブルージェイズは早くもピンチの状況に追い込まれた。それだけに、来る10月1日の第2戦で先発登板するリュ・ヒョンジンに大きな期待を寄せる。
リュ・ヒョンジンはポストシーズン通算で、ブルージェイズ先発陣最多の先発登板8回を誇る。ロサンゼルス・ドジャース時代、通算成績3勝2敗の防御率4.05を記録。シリーズ第3戦で4回、第2戦で2回、そして第1戦と第6戦それぞれで1回ずつマウンドに立った。
そのなかで、彼が最も苦戦を強いられたのが“第2戦”である。
去る2018年、リュ・ヒョンジンはミルウォーキー・ブルワーズとのナショナル・リーグ・チャンピオンシップシリーズ第2戦で4.1回1失点を喫すると、ボストン・レッドソックスとのワールドシリーズ第2戦でも4.2回を投げて4失点と振るわなかった。
それだけに、今回の登板でリュ・ヒョンジンが“第2戦のジンクス”を克服できれば、ブルージェイズも反撃が可能となる。
リュ・ヒョンジンは第1戦に先立って行われた現地メディアとのオンラインインタビューで、「しっかり休息を取ったおかげで、投球する準備ができた。すでに仕上がっている」と自信を示した。
「第1戦で先発登板する」という戦前の予想に反し、第2戦で登板することについては、「監督と投手コーチの決定を信じている。すべての試合が重要だが、第2戦がより重要になることもある」とし、「多くの人が、4日休んだ後に(第1戦で)登板すると予想しただろう。だが、5日休んだ後でもさらに良い成績を収めている。大きな差はない」と付け加えた。
リュ・ヒョンジンは今シーズン、4日間の休息を取って登板した4試合で防御率2.74を記録。休息5日間のケースでは7試合で防御率2.29をマークしている。
ブルージェイズにとって絶対に負けられない第2戦、リュ・ヒョンジンは好ピッチングを披露しチームを勝利に導けるだろうか。
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