シム・ソクヒ選手はこれらの犯罪行為の被害事実が明らかになれば、韓国で開催される平昌五輪を控えた国家代表選手として、そして一人の女性として耐えねばならない追加の被害と、加害者の報復をあまりにも恐れ、さらに自分と同じくらい大きな傷を受けるであろう家族のことを考えて、最近まですべてのことを一人で抱えてきました。
とはいえ、シム・ソクヒ選手が被った身体的、精神的被害があまりに大きく、二度と類似の事件が絶対に起きてはならないと考え、家族と知人の助けを受けて事件を明らかにする勇気を出したのです。
今後、警察や検察などの捜査機関には、本事件の全貌を明らかにして容疑を十分に立証し、チョ・ジェボムに犯罪行為に相当する厳重な処罰が下るよう、公正かつ迅速な捜査を進めていただくように要請します。シム・ソクヒ選手は捜査機関の捜査と刑事裁判の進行に最善を尽くして協力し、これを通じて今後、韓国スポーツ界で同様の事件が絶対に発生しないことを切に願っています。
なお、この事件は広く知られている代表選手に関するものであり、無分別に報道される場合は、2次被害が拡大する恐れがあり、特に未成年者を対象とした性犯罪の事実を含んでいるだけに、メディアなどでは虚偽誇張して報道したり、扇情的なフレーズを使用して報じたりすることは、ご遠慮くださるよう切にお願い申し上げます。
法務法人世宗は、本事件の本質が損なわれないように、被害者シム・ソクヒ選手に関する虚偽、誇張報道、扇情的な報道等については積極的に法的対応をする予定であることをお伝えします。