シーズン2勝目を挙げたセントルイス・カージナルスのキム・グァンヒョンが、バッテリーを組んだ捕手ヤディアー・モリーナのリードを“勝利の秘訣”に挙げた。
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キム・グァンヒョンは9月2日(日本時間)、米オハイオ州のグレート・アメリカン・ボール・パークで行われたシンシナティ・レッズとの試合で先発登板し、5イニング無失点でシーズン2勝目を挙げた。
初回から早々に6点を奪った打線の援護を受け、マウンドに上がったキム・グァンヒョンは、ファストボールとスライダーを中心とした配球でアウトカウントを重ねた。モリーナとのサイン交換の時間も最小限に抑え、素早い投球テンポでレッズ打線のタイミングを外し、3試合連続で自責点ゼロを達成した。
試合後、キム・グァンヒョンは現地メディアとのインタビューで「全面的にモリーナのリードに従った。モリーナが出したサイン通りに球を投げた」とし、「グレート・アメリカン・ボール・パークが打者に有利な球場であることは知っている。ホームランが多く出る球場だ。だから、モリーナのリード通り、低めのボールを投げることに集中した」と語った。
続けて、キム・グァンヒョンはマウンドに上がるまで45分もかかった初回の状況も振り返った。カージナルスは1回表から6点を挙げたため、キム・グァンヒョンは長い時間を待ってから投球することができた。
キム・グァンヒョンは「2アウト後、バッティングケージでキャッチボールをした。韓国でも登板前にキャッチボールをする習慣があった。幸い、この球場にも室内でキャッチボールをできる施設があった」とし、「長く待ったこと以外で特に変わった点は無かった。点差が大きいので四球を最小限に抑え、走者をためないようにという気持ちでマウンドに上がった。初回でダブルプレーをできたことで緊張もほぐれたようだ」と明らかにした。
カージナルス率いるマイク・シールド監督もキム・グァンヒョンの投球に満足感を示した。
シールド監督は「キム・グァンヒョンはとても良かった。ブレイキングボールも優れていたし、コマンドもどんどん良くなっている。先発投手として軌道に乗り、活躍を続けている」と評価した。
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