両チームは昨年のロシアW杯を通じてアジアサッカーのプライドを示し、欧州組も多数存在するなど戦力的にも整っている。
韓国と日本がグループリーグを1位で通過した場合、決勝に出場しなければ対戦はないが、国際サッカー界はアジア諸国の中でFIFAランキングがもっとも高いイランも含め、三つ巴の争いになるではないかと分析している。
韓国は59年ぶりのアジア制覇に向けて死活をかける。
ポルトガル出身のパウロ・ベント監督およびコーチングスタッフたちと4年総額約200億ウォン(約20億円)の巨額で契約した後、最近7回の親善試合で3勝4引き分けといまだ無敗だ。
今や世界的なレベルになったソン・フンミン、パス・マスターのキ・ソンヨンという2人のイングランド・プレミアリーガーを軸に、イ・チョンヨン、イ・ジェソン、ファン・ヒチャンなどドイツ・ブンデスリーガの選手たちも多数顔をそろえる。
ここにファン・ウィジョ、ファン・インボム、ナ・サンホらアジア大会の金メダルメンバーも加わり、歴代最高の布陣といってもいい。
一方、5度目の優勝を狙う日本は、韓国とはコンセプトがやや異なる。
長谷部誠らベテランが、ロシアW杯を最後に代表チームから引退し、岡崎慎司、香川真司、乾貴士らスター選手も外した。
その代わりに20代の選手らで最前線からMFラインを作り、若い血を中心とした覇気を備えてアジアカップに挑戦する。
イランは、カルロス・ケイロス監督のもとで8年間積み上げてきた組織力で勝負する。ロシアW杯の最終エントリー23人のうち、19人が今回のアジアカップに出場するのだ。