勢いに乗っているソン・フンミンの「ソーリー(Sorry)」発言が、海外メディアの関心を集めている。
ソン・フンミンは1月3日(日本時間)、イギリス一部マスコミとのインタビューで、1月14日に予定されているマンチェスター・ユナイテッド戦を終えた後にアジアカップのために韓国代表に合流することと関連して、こんなコメントを残している。
「昨年9月にも(アジア大会のために)一度チームを離れたが、また行くことになり申し訳ない。けれど、僕の祖国にとって(アジアカップは)非常に重要なことだ。トッテナムのチームメイト、サポーター、コーチ陣には申し訳ないが、代表チームでも、またトッテナムに戻ってきたときもコンディションを維持できるようにしたい」
昨季プレミアリーグ終了後、ロシアW杯、アジア大会と韓国代表への招集が続き、酷使論議を呼んだソン・フンミンは、今季シーズン序盤、コンディション不良で苦労した。
(参考記事:サッカーファンの心を温かくした、ソン・フンミンの“さり気ない行動”)
ただ、11月のAマッチには招集されることなく休息できたこともあって、その後は猛スピードでコンディションを上げている。
最近の9試合では8ゴール4アシストを記録。今シーズンは現在のところ、リーグとカップ戦を含めて25試合11ゴール6アシストを記録中だ。
これは、1シーズン最多ゴール(21ゴール)を記録した昨季よりも攻撃ポイントのペースが速い。トッテナムもリーグ首位の座を巡ってライバルたちと熾烈な順位争いを繰り広げている。
それだけに好調なソン・フンミンが、アジアカップ参加のためにチームを離れることはトッテナムにとっては痛手だ。ソン・フンミンの心も重くなるしかない。
それだけにソン・フンミンは、「アシア大会のときは2~3日置きに試合があり疲れた。アジアカップでは体調を維持し、心身ともに良い状態でトッテナムに戻ることが重要だ」語る。