トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジンとセントルイス・カージナルスのキム・グァンヒョンが同日に先発登板する。
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予想外の“コリアン・デー”だ。リュ・ヒョンジンとキム・グァンヒョンは、来る8月12日の試合で揃って先発登板を予定している。
カージナルスのマイク・シールド監督は7日、オンラインインタビューを通じ「キム・グァンヒョンが来週火曜日に先発として出場する」と発表した。この日はピッツバーグ・パイレーツとのホームゲームだ。
当初、キム・グァンヒョンには抑えの役割が与えられていた。だが、捕手ヤディエル・モリーナをはじめとする選手7人が新型コロナウイルスに感染したことで空白が生まれ、急遽先発を任されるようになった。
本来の構想ではジャック・フラハーティ、アダム・ウェインライト、ダコタ・ハドソン、キム・グァンヒョン、ダニエル・ポンセデレオンの順にローテーションが組まれていた。
この通りならキム・グァンヒョンの登板は11日のパイレーツ戦だったが、フラハーティの登板日程が延期されたことで、キム・グァンヒョンの登板日も12日となった。10~11日の試合ではフラハーティやハドソンが登板する可能性が高い。
同日、リュ・ヒョンジンもシーズン4回目の先発登板に臨む。
前回登板した6日のブレーブス戦で5イニング1被安打8奪三振の無失点で初勝利を挙げたリュ・ヒョンジンは、5日間の休息を経て、12日のマイアミ・マーリンズで登板する。新型コロナの影響でトロントの本拠地ロジャース・センターが使えないため、傘下マイナーリーグのトリプルA級バッファロー・バイソンズの本拠地サーレン・フィールドで今季初ホームゲームを行う。
1年違いの先輩後輩関係にある2人は、MLB進出以前の韓国プロ野球時代にも代表的なサウスポーとして活躍してきた。
2006年にデビューしたリュ・ヒョンジンは、2013年にロサンゼルス・ドジャース移籍でMLB進出の夢を叶えた。
キム・グァンヒョンも紆余曲折の末、昨冬にカージナルスと契約が成立。念願の舞台に足を踏み入れた。そんな彼が、一足先にMLBで先発デビューを果たしているリュ・ヒョンジンと同じ時間に先発のマウンドに上がることはとても意義深いものだろう。
リュ・ヒョンジンの試合は日本時間午前7時37分開始、キム・グァンヒョンの試合は午前9時15分開始を予定している。
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