かつて湘南ベルマーレや柏レイソルでプレーしたハン・グギョン(30・江原FC)が、試合中に頭を強打し病院に搬送された。
【注目】ハン・グギョンが江原FCの新副主将に「役割を熱心に遂行したい」
去る8月2日、Kリーグ1(1部)第14節の江原(カンウォン)FC対尚州尚武(サンジュ・サンム)でハン・グギョンは先発出場。
すると前半30分、ハン・グギョンはペナルティエリア内でオ・セフン(21・尚州尚武FC)と空中戦を競った際に頭を強打。ピッチ上に倒れたときも地面に強く頭をぶつけ、意識を失った。
直後、主審は即座に試合の一時中断を宣告。ハン・グギョンは医療陣の応急処置を受けた後、救急車に乗せられ病院へと搬送された。
江原FCの関係者は3日、韓国メディア『聯合ニュース』との電話インタビューで「ハン・グギョンが病院到着後に意識を回復した」とし、「この日の午前、病院で脳に異常が無いか精密診断を受けた。結果、異常無しとの所見を受け、退院した」と明かした。
また、「脳しんとうの症状だった。倒れた際に他の部位を負傷してないかも同時に検査したが、何の問題も無かった」とし、「次の試合に出場するかどうかは、休息を取りながら見定める必要がある」と伝えた。
ハン・グギョンは以前、柏レイソルでプレーしていた2014年2月にも脳しんとうで離脱したことがあった。
ハン・グギョンは昨シーズン、リーグ戦全38試合フル出場という鉄人ぶりを発揮。今シーズンも第13節まで全試合フル出場を果たしていた。
今回のアクシデントによって“全試合フル出場”の連続記録は51試合で途絶えることになってしまったが、ひとまずは回復に努め、再びピッチに戻ってくれるのを願うばかりだ。
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