韓国Kリーグ1(1部)の江原(カンウォン)FCが新たなリーダー陣を選任し、巻き返しを図る。
7月8日、江原FCは新主将にイム・チェミン(29)、新副主将に元湘南ベルマーレのハン・グギョン(30)を選任したことを発表した。
夏の移籍市場で元横浜FCの前主将オ・ボムソク(35)が浦項(ポハン)スティーラース、元副主将のキム・オギュ(31)が済州(チェジュ)ユナイテッドFCに移籍したため、江原FCは新たなリーダー陣の選出が必要とされていた。
新主将のイム・チェミンは「連敗中と危機にあることは事実だ。現実を直視して正面突破を図る」とし、「責任感を持って選手とコミュニケーションを取る。ピンチから脱出できるようにチームをリードすることが、ファンに報いることができる唯一の方法だ。勝利で応えられるように努力したい」と覚悟を述べた。
副主将に任命されたハン・グギョンは、「チームの雰囲気が良い状況ではないから、早く雰囲気を変えるようにしたい。チームの役に立てるよう、副主将の役割を熱心に遂行したい」と意気込んだ。
そして、「いつも良い時期だけがあるわけではない。困難な時期を通じてチームも個人も発展するものだ。良い経験と思って賢く勝ち抜き、ファンに楽しんでもらえるように努力したい」と決意した。
江原FCは最近のリーグで4連敗を喫するなど勝利に恵まれず、12チーム中7位(勝ち点11)に沈んでいる。5位の浦項とは勝ち点差が8も離れており、不調が続くようでは上位進出の望みすら断たれる苦境に立たされている。
次の第11節は来る7月12日に行われ、昇格組の光州(クァンジュ)FCをホームで迎え撃つ。ハン・グギョンら新たなリーダー陣は、苦戦するチームを再び上昇気流に乗せることができるだろうか。
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