「後輩たちがアジアカップで優勝する姿を早く見たい」
韓国サッカーのアイコンであるパク・チソン。2011年アジアカップを最後に韓国代表から引退した彼は、アジアカップに未練を残す。優勝を目標にしていたが、準決勝で日本にPK戦の末に敗れ、3位で終わったからだ。
当時のチームで若手だったイ・チョンヨンやキ・ソンヨン、そしてソン・フンミンなどは今、韓国代表の中心的人物に成長。パク・チソンが成し遂げられなかった頂上までの道を進むために、来月からUAEで汗を流す。
パク・チソンは12月22日、自らが理事長を務めるJSファンデーションの小・中学・高校各分野優秀選手奨学金伝達式“温かい愛の分かち合い”に参加。取材陣とのインタビューに応じ、アジアカップに挑む後輩たちにエールを送った。
―今年の奨学金伝達式の感想は?
「毎年行う行事だが、毎年私のほうが良い気持ちになる。チャ・ボムグン監督も今日来られたが、私が幼い頃にいただいた賞(チャ・ボムグンサッカー賞)が“自分には少し才能がある。 一生懸命に頑張れば、希望する夢が叶えられる”という動機づけになった。
今回受賞した子供たちもそう受け止めてほしいと思った。 自分が何かを返せる人になれて嬉しい。 賞をもらった子どもたちもいつか、何か“返す人”に成長してくれればと思う」
―最近はどう過ごしているか。