かつてJリーグでプレーした元韓国代表MFハ・デソン(35)が、解説委員としてサッカー界に復帰する。
7月16日、韓国プロサッカー連盟はハ・デソンをKリーグ中継制作チームの解説委員に起用したことを発表した。
ハ・デソンは現役時代、2009シーズンに全北現代モータースで、2010・2012シーズンにFCソウルでKリーグ優勝を経験。さらには2011シーズンから3年連続でKリーグベストイレブンに選ばれた。
Jリーグでは2クラブでプレー。2016年1月にFC東京に移籍し、同年9月に名古屋グランパスにレンタル移籍で加入した。その後、2017年1月にFCソウルに復帰し、2019シーズンを最後に現役引退を発表した。
引退後のセカンドキャリアに頭を悩ませていたハ・デソンは、言葉でサッカーの魅力を伝える解説委員の道を歩むことを選択した。
連盟は「ハ・デソン委員が良い中継のために準備を進めている。Kリーグの中継放送に新鮮な風を起こしてくれることを期待している」と伝えた。
また、ハ・デソンの解説委員への準備過程を追った動画コンテンツ「テソン塾:インサイダー解説作り大作戦」が、7月17日にKリーグ公式ユーチューブチャンネルで公開される予定だという。
ハ・デソンのKリーグ中継デビュー戦は、来る7月20日に行われるKリーグ2(2部)第11節の安山グリナース対慶南FCだ。
この試合には、ハ・デソンの弟で元京都サンガF.C.のハ・ソンミン(33・慶南FC)が出場する可能性がある。ハ・ソンミンは、今シーズンここまでリーグ4試合に出場している。
もしハ・ソンミンが試合に出場すれば、兄のハ・デソンにとってはあらゆる意味で格別な解説デビューとなるだろう。
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