「〇年ぶりの勝利」「〇ぶりに敗北」「〇回目のハットトリック」など、これらの記録はどうやって生まれているのだろうか。
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サッカーファンは常日頃、様々なメディアを通じてコンテンツと接する。
各種の話のタネや記録は、自分の応援するリーグによりのめり込み、さらなる楽しみを感じさせるようにする要素の一つだ。
現在、Kリーグを主管する韓国プロサッカー連盟は毎節を進行しながら、各試合で誕生する記録を管理している。
去る2013年から記録管理システムを運営している韓国プロサッカー連盟は、記録員が入力したデータを毎回蓄積。試合で記録が誕生した場合には、蓄積してきたデータベースを活用して記録を確認し、各メディアにその事実を知らせている。
Kリーグで誕生する記録は、すべて韓国プロサッカー連盟の経験豊富な関係者たちによって管理されている。
関係者は「毎節達成可能な記録を事前にある程度準備し、試合開始を迎える」とし、「事前に対策できない記録が出る場合は“記録管理システム”で確認し、当たった場合に公示を出す」と説明した。
最近では、FCソウルが6月20日の第8節で25年ぶりに5連敗、仁川ユナイテッドが6月27日の第9節で2003年の創設以降最多の7連敗を記録した。これらも、すべて韓国プロサッカー連盟の記録管理システムによって準備されたものだ。
各チームの戦績と関連する記録は事前に準備できるが、試合中に発生する選手個人の記録は予測することが容易ではない。
だが、これらも担当者の手によって管理されている。関係者は「20年以上、Kリーグのすべてを把握している職員が記録を管理している」とし、「些細なこと一つでも広報チームに伝えている」と説明した。
7月5日に行われたKリーグ1(1部)第10節では全6試合で合計28ゴールと、単一ラウンドとしては歴代3番目に多い数字となった。この記録も担当者の徹底的な記録管理によって生まれ、各メディアを通じて韓国のサッカーファンに広く伝えられた。
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