韓国水泳界がついに再始動する。
【注目】世界水泳で172失点の惨敗も「水球がしたい」と涙した水球韓国代表の真実
新型コロナウイルス感染症の事態で大会の中止・延期が長らく続いていたが、来る7月10日から16日にかけて慶尚北道(キョンサンブクト)金泉(キムチョン)で開催される第10回金泉全国水泳大会から今年の日程がスタートされる。
これまで、水泳は他種目と同じくすべての日程が中止されていた。
4月30日から5月3日の間に開催が予定されていた2020年競泳韓国代表選抜大会も、東京五輪の1年延期によって無理に開催する必要がなくなった。
4月11日から15日にかけての開催予定から2度延期となった今大会には、競泳1624人、飛び込み79人、水球84人、アーティスティックスイミング31人など、計1818人の選手が参加する。
選手たちの面々も豪華だ。
2018年ジャカルタ・アジア大会の女子200m個人メドレー金メダリストのキム・ソヨン(26)、2019年世界水泳選手権の女子1m飛び板飛び込み銅メダリストのキム・スジ(22)など、各種目の国内トップクラスが出場する。
出入場はQRコードで管理。感染者発覚時の対応は?
韓国水泳連盟は、去る2日に今大会運営のための細部指針をホームページに公開している。
大会は無観客で運営され、選手や指導者、審判、運営委員など大会関係者以外は競技場に入ることができない。
競技場出入りはQRコードで管理され、動線も分離される。入場時の発熱チェック、手指消毒、マスク着用、問診票作成などは必須だ。参加選手の多い競泳種目では日程が分けられる。
試合を終えた選手たちは運営委員の案内に従い、着替えた後はすぐに競技場からでなければならない。大会期間中はシャワー室が断水される。
また、大会期間中に感染者が発覚した場合、保健当局の疫学調査結果、接触者(自主隔離対象)の範囲が大会進行に支障を及ぼすと判断されれば、専従対応チームの意見を基に大会委員長が大会を注視するかどうかを決定する。
連盟は、無観客試合で行われる今大会をユーチューブによる生中継で全国に発信する計画を推進している。
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