韓国Kリーグも観客動員解禁に向けた準備を終え、政府当局の承認のみを待っている。
6月25日、韓国プロサッカー連盟の関係者は次のように明かした。
「防疫当局が観客動員に関する決定さえ下せば、直ちに実行が可能だ。入場券の前売りシステムも準備できている。実質的な準備期間は1週間程度で十分だろう」
Kリーグの場合、先月初めに各クラブに配布された新型コロナウイルス感染症対応マニュアルに、観客入場と関連した事項が含まれている。
観客1人を基準に前後左右の座席を空けるなど、密集した空間になるのを避けるための観客配置方法も盛り込まれている。
ただし、入場した観客の動線など詳細な部分はマニュアルに無いため、クラブ別にスタジアムに合ったシミュレーションをしなければならない。
Kリーグは観客動員を解禁する際、別途の理事会の承認が必要ない。去る4月にリーグ再開を決定した理事会の場で、観客動員関連の権限を韓国プロサッカー連盟に一任したからだ。
観客動員が認められれば、Kリーグはスタジアム収容人数の40%未満から入場をスタートさせる計画だ。
関係者は「当局の承認が下りたとき、収容人数に関する基準も定められる見通しだ。それに合わせて観客入場の水準を決める」と述べている。
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