ミスコリア出身の女優キム・サランの代役を務めたプロゴルファーがいる。チョン・ヒョヌ(33)がその人だ。
2007年にKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)の正会員となったチョン・ヒョヌは、ピラティスで鍛え上げた、ゴルフの実力と同じくらい完璧なスタイルで、キム・サランの代役を務め、話題を呼んだ。
韓国体育大学と同大学院を卒業し、2005年に国家代表常備軍となり、後輩育成にもあたってきた。またゴルフ番組にも出演するなど、様々な分野で忙しい日々を送ってきた。
最近、YGスポーツとマネージメント契約を交わし、さらなる跳躍を夢見るチョン・ヒョヌに、江南(カンナム)駅近くのカフェで話を聞いた。
――自己紹介をお願いします。
広告モデル、テレビ出演など多方面で活動しているゴルファーです。
――ゴルフにはいつから関心を持ち始めましたか?
中学生の頃、身長が178cmありました。運動選手に最適化された身体条件であると、陸上部やバレーボール部からラブコールを受けました。でも、静的な運動が好きなので、結局ゴルフを選びました。四角い打席で一人でスイングするのが性に合うんです。ボールをうまく打てたときは、達成感もありました。
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――プロになってからもいろいろなことを経験しましたね。
韓国女子ゴルフ界の“シンデレラ”となったチェ・ヘジン選手を教えた経験があります。練習を始めてから1年で、私の記録を超えたんですよ。それから、コーチングについてもっと勉強したいと思って2012年に大学院に入り、教授としても活動しました。
――その他にも広告モデル、美女ゴルファー、DJ、解説者など修飾語が本当に多いです。
やりたいことは必ずやって生きようとしているから、さまざまなニックネームが付けられたようです。名前の前に修飾語が付くことはまだちょっと負担で、そのまま名前だけ呼んでくれるのが一番いいです(笑)。
――ゴルフウェアのCMで女優のキム・サランの代役を務め、話題を呼びました。
エージェントの方から代役の提案を受けて、快く受けました。最後に身長を訊かれて178cmと答えたら、ちょっと戸惑った様子で電話を切られました。そのときは身長が足かせになると思いました。毎日落ち着かなかったのですが、CM撮影の3日前に承認され、急いで準備して撮影に臨みました。
――撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
キム・サランさんがとてもスイングが上手で驚きました。プロの目から見てどうか? ラインが完璧で、基本的なスイングだけを見ても姿勢が綺麗でした。たくさん褒めてあげましたよ。
――撮影前、どのようにスタイルを管理したか気になります。