撮影前まで、キム・サランさんのスタイルに似せるためにベストを尽くしました。急いでダイエットに取り組みました。乳酸菌が含まれる発酵食品を食べればデトックス効果が期待できて、むくみが解消されると聞き、地道に食べながら食事管理を行いました。最大限、筋肉は維持しながら、脂肪を落とす方法を選びました。むくみを解消するためにマッサージも受けました。
――キム・サランのスタイルとのシンクロ率は何%だと思うか。
何%まではよくわかりません。ただ、キム・サランさんがスリムでありながら出るところは出ているとすれば、私は運動選手で骨格が大きい方なので、ボリューム感はもう少しあると思います(笑)。
――ピラティスも続けていると聞きました。
ゴルフは大きな筋力を要求する種目ではないので、他の運動に必要性を感じませんでした。そんなある日、体型を分析しにいきましたが、結果を見てびっくりしました。骨盤がスイングの形のまま、右側は収縮し、左側は弛緩した不均衡な状態だったんです。ゴルフは片側だけを使うの運動なので、姿勢のバランスが崩れやすい。左肩が上がっていて、右肩が下がっていました。それで、身体のバランスを整えるためにピラティスを始めました。
――ピラティスはゴルフの成績に影響を与えましたか?
バランスが良くなったのがわかるんですよ。飛距離やパフォーマンスにも確かに役立つと思いました。また、“コア”のパワーをうまく利用してこそ、スイングをするときたくさん役に立つことに気付きました。
――心理的な部分も影響を受けるのでは。
ゴルフをするとき、ミスをしてはならないタイミングは緊張しますが、そうしたときは、運動をするときのように息を大きく吸い込んで、ゆっくり吐いて落ち着かせています。
――ゴルフを楽しむ男性にも一言お願いします。
ピラティスは、速筋を使ってボディラインを調整してくれます。ゴルフも大きな筋肉よりは細かい筋肉を動かさなければならないので、並行して行えば役に立つでしょう。
――今後の計画は?
昼はゴルフの試合に出場し、夜はDJをするのが最終目標です。DJとして活動し始めて2年になります。ステージにも何度か上がって自信を付けようとしています。現在はプロデュースも行っています。多様な人生を楽しみたいです。