Jリーグが、再開日を確定して間もなく選手内部で新型コロナウイルス感染者が発覚したことで、戸惑いを隠せずにいる。
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6月2日、名古屋グランパスは公式サイトを通じ、元日本代表FW金崎夢生(31)に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表した。
名古屋は同日夜にオンライン上で会見を開き、「万全を期してコロナ対策を遂行してきたが、このような状況が発生してしまった」と伝えた。
陽性判定が出た金崎は、非常事態宣言が発令中だった先月14~15日に、自身の車両で神奈川県内の親類宅を訪問していたという。外出自粛要請がなされていた状況で、どのような理由で訪れたかは明らかになっていない。
Jリーグは、去る5月29日の実行委員会でJ1再開を7月4日、J2再開及びJ3開幕を6月27日に確定した直後に選手内部で感染者が発生する事態となった。
金崎の陽性判定によるリーグ再開時点の変化は訪れないものとみられる。
だが、Jリーグの立場からすれば、リーグ再開を控えて危機感が漂わざるを得ない状況だろう。
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