「今年がプロデビューしてから最も大変かもしれません。だからゴルフも人生もたくさん学んでいます。ははは…」
“スマイルクイーン”キム・ハヌルからしばらく笑顔が消えた。2015年から日本に進出して通算6勝をあげたキム・ハヌルは、昨年3勝でメルセデスランキング2位を記録する活躍を見せた。
しかし今年はなぜか低迷している。
上半期に出場した12大会でトップ10入りしたのは、たったの2回。泣きっ面に蜂で、腰の状態も良くなかった。下半期に入っても2度の予選落ちを経験するなど、なかなか好転の兆しは見当たらなかった。笑顔を失った理由だ。
それでも最近は、復調の気配を見せている。2週前のメジャー大会「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で13位タイに入ると、続く「マンシングウェアレディース東海クラシック」(9月14~16日)では6位タイを記録。少しずつ笑顔を取り戻してきた。
キム・ハヌルは「厳しい時期を過ごしただけに、来月が期待される」と話す。来る10月4日から京畿道(キョンギド)で行われる韓国女子ツアーメジャー大会「ハイトジンロチャンピオンシップ」を見据えた言葉だ。
彼女は「ハイトジンロチャンピオンシップに出場することを待ち望んでいました。今年はコンディションがあまり良くないですが、その大会を通じて必ず雰囲気を変えたい。気力をたっぷりもらって日本に戻りたい」と話した。
以下、キム・ハヌルの一問一答。
――今シーズン初の韓国女子ツアー出場になる。感想は?