22歳のイ・ソヨンが5月の最後の女王になった。
イ・ソヨンは5月31日に幕を閉じた韓国女子ツアー「E1チャリティーオープン」(賞金総額8億ウォン=約8000万円)で、通算17アンダーを記録して優勝した。
2018年9月の「オールフォーユー・チャンピオンシップ」以来、1年8カ月ぶり、通算5勝目をあげた。直近の優勝も同クラブで行われ、相性が良いことを証明した。
イ・ソヨンは大会初日に7アンダーで首位に立つと、2日目は5アンダー、3日目2アンダー、最終日3アンダーで回り、一度も首位を譲らず優勝した。特に最終日は、スーパールーキーと呼ばれるユ・ヘランが13番ホール(パー4)でイーグルを記録するなど猛追したが、動じないメンタルで安定的なゴルフを見せた。
イ・ソヨンは「ユ・ヘランが大会3日目も13番ホールでイーグルを出していたので、“上手い”と思った」と笑った。彼女は「少し苦しいところもあったが、3日目と最終日をボギーなくプレーできたおかげで優勝できたようだ。オフシーズン中にパット練習に集中したことが生きた」と話した。
2位はユ・ヘランで、キム・ソイとイム・ヒジョンが3位タイだった。日本女子ツアーから参戦したペ・ソンウは14位タイ、イ・ボミは55位タイ、米国女子ツアーから参戦したイ・ジョンウン6は21位タイだった。昨年の韓国女子ツアー賞金女王チェ・ヘジンは10位タイだった。
見事な優勝を果たしたイ・ソヨンは、「新型コロナウイルスの脅威があるなか、大会を行うことができるだけでも幸せだ。序盤に1勝できたので、あと1、2勝を目指したい」と抱負を伝えた。
前へ
次へ