元韓国代表パク・チソン(39)が、マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)のレジェンドたちから称賛を受けている。
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元ウェールズ代表MFライアン・ギグス(46)は、5月24日(現地時間)にマンUホームページを通じてパク・チソンの過去を照らした。
「ファーガソン監督は本当に明瞭だった。もちろんミーティングが無かったとは言えないが、我々のチームには監督が一度話しただけで十分理解できる選手がいた」と話すギグスは、「パク・チソンがアンドレア・ピルロをマークしたのが良い例だ。パク・チソンは賢く任務をこなした」と、2009-2010シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのACミラン戦でパク・チソンが元イタリア代表アンドレア・ピルロ(40)を徹底的に封じたエピソードに言及した。
もう10年も前の出来事だが、ギグスは当時、パク・チソンがファーガソン監督の指示を完ぺきに遂行したことを今でも覚えているようだ。
ギグスの以前には、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(34・ダービー・カウンティFC)もパク・チソンについて語ったことがある。
ルーニーは去る17日、イギリスメディア『サンデー・タイムズ』に寄稿したコラム内で、「パク・チソンはマンUの成功においてクリスティアーノ・ロナウド並みに重要な選手だった」と綴ると、次のように回想していた。
「ファーガソン監督がACミラン戦前に話していたことを今でも記憶している。パク・チソンに“今日の役割はボールにタッチしたりパスをすることではない”と話していた。ピルロは40回のパスにとどまり、そのうち95%がバックパスだったことを覚えている。パク・チソンが信じがたい守備を披露したからだ」
パク・チソンは2005年から2012年までマンUでプレー。この間にプレミアリーグ4回、リーグカップ3回、CLとFIFAクラブワールドカップでそれぞれ1回ずつ優勝を経験している。
決して華麗なプレースタイルではなかったが、ファーガソン監督の要求を立派に遂行した選手として、最高の“縁の下の力持ち”と評価されている。
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