「Kリーグ大賞」受賞者発表。若き“96年生まれ”が韓国サッカーの中心に

2018年12月04日 サッカー #Kリーグ
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ハン・スンギュはメンバーから外れたが、ファン・インボムとナ・サンホ、キム・ミンジェは、今年9月のジャカルタ・アジア大会で金メダル獲得の主役として活躍した。

キム・ミンジェはすでに昨年Aマッチデビューを果たし、ファン・インボム、ナ・サンホはアジア大会以後、揃ってパウロ・ベント監督率いるA代表チームに召集され、初のAマッチを行った。

3人ともベント監督体制で優れたパフォーマンスを見せており、これからの活躍が期待される。今季後半戦で活躍したハン・スンギュも、今の成長ぶりならいつ代表に召集されてもおかしくない。

2018年は、彼らが一層跳躍する時期になった。

左からナ・サンホ、ファン・インボム、ハン・スンギュ、キム・ミンジェ

キム・ミンジェは“2年目のジンクス”を破って最高のDFとなった。ナ・サンホは今季、昨季(2ゴール)の8倍の16ゴールを決め、Kリーグ2最高のゴールゲッターとして認められた。

またファン・インボムは、アジア大会で金メダルを獲得して兵役を免除されると、Aマッチデビューゴールまで決め、キ・ソンヨン(ニューカッスル)の後継者と目されている。

わずか1年前、キム・ミンジェがヤングプレーヤー賞を受賞する姿をテレビで見守ったというほど平凡なシーズンを送ったハン・スンギュも、今年は蔚山(ウルサン)の主軸に生まれ変わった。

20代前半の若い選手たちがKリーグで確実な成果をあげた。彼らはまだ若い。完成した選手ではない。2~3年、さらに成長すれば、今よりも怖い選手になれる。4選手は皆、確実に成長を見せている。精神的にも成熟している。今に満足せず発展したいという欲が多い。

彼らだけでなく、ファン・ヒチャン(ハンブルガーSV)やチャン・ユンホ(全北現代)らも才能と実力を兼ね備えている。“黄金世代”と呼ばれても遜色のない1996年生まれの選手たちが韓国サッカーの中心となりつつある。

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