かつて横浜F・マリノスや柏レイソルで活躍し、現在はすい臓がんと闘うユ・サンチョル(48)が、JTBCのスポーツバラエティ『ムンチョヤ・チャンダ(団結して蹴ろう)』に出演する。
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昨年11月、すい臓がんのステージ4という診断を受けたユ・サンチョルは闘病中もKリーグ1(1部)で仁川ユナイテッドFCを率い、チームを1部残留に導いた。
ファンとの約束を果たしたユ・サンチョルは以降本格的な抗がん治療のため、仁川の監督を退任するなどすべての活動を中断していた。
今回の『ムンチョヤ・チャンダ』出演で、ユ・サンチョルは実に約6カ月ぶりに公の場に姿を現す。それだけに人々からの期待や関心も大きい。
『ムンチョヤ・チャンダ』は、元サッカー韓国代表のアン・ジョンファン(44)が監督を務め、プロ野球やプロバスケの英雄から五輪メダリストなど韓国スポーツ界の往年のスターを集結させチームを結成し、草サッカーチームに挑むという内容のスポーツバラエティ番組だ。
今回、『ムンチョヤ・チャンダ』制作陣は「健康な姿でまたグラウンドに立ちたい」というユ・サンチョルの願いをかなえるため、彼の抗がん治療スケジュールやコンディションをチェックし、長い時間をかけて日程を調整してきたという。
「グラウンドの上で立っている時間が最高の幸せ」とサッカー愛を示すユ・サンチョルを応援するため、旧友も駆け付ける。
2002年日韓W杯で韓国代表史上初のベスト4進出をともにしたチェ・ジンチョル(49)やイ・ウンジェ(47)、ソン・ジョングク(42)、元大宮アルディージャのイ・チョンス(38)らが、闘病中のユ・サンチョルと『ムンチョヤ・チャンダ』で感激の再会を果たしたという。
『ムンチョヤ・チャンダ』は来る5月31日午後9時から放送予定だ。
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