元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(34・ダービー・カウンティFC)が、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚を称賛した。
【秘蔵写真】迷彩服を着た若かりし頃のパク・チソンの凛とした敬礼姿
5月17日、ルーニーはイギリスメディア『サンデー・タイムズ』に寄稿したコラム内で、元韓国代表MFパク・チソン(39)の価値を説明した。
ルーニーは「パク・チソンはチームのために献身した」と、彼が真の“隠れた英雄”であると明かした。
そして、「12歳の子どもに“クリスティアーノ・ロナウドは知っているかい?”と聞くと、“知ってる”と答えるだろうけど、パク・チソンのことは知らないかもしれない。でも、パク・チソンと一緒にプレーした我々は、彼がどれだけ重要な選手であるかを理解している」と、パク・チソンがロナウドに負けずチームに重要な選手だったことを強調した。
ルーニーは、2009-2010シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのACミラン戦で、パク・チソンが元イタリア代表アンドレア・ピルロ(40)を徹底的に封じたエピソードも振り返った。
「当時、ファーガソン監督はパク・チソンに“ピルロを封じることが任務”と命じていた。パク・チソンもそれを完ぺきに遂行した」とルーニーは話す。
ルーニーがパク・チソンについて言及するのは今回が初めてではない。
去る2016年にも、ルーニーは“最も低く評価されている選手”にパク・チソンを挙げた。当時、ルーニーは「同僚の中で最も低く評価されている選手はパク・チソン。(彼は)幻想的な選手だ。ゴールとアシスト両方に長けた選手だった」と称賛した。
パク・チソンとルーニーは、2005年から2012年までマンUで同じ釜の飯を食べた。この間にプレミアリーグ4、リーグカップ3回、CLとFIFAクラブワールドカップでそれぞれ1回ずつ優勝を経験した。
彼らは攻撃の中枢を担い、当時のアレックス・ファーガソン監督の下で重用された。その頃の記憶を、ルーニーは今も心に秘めているようだ。
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