イ・ガンイン(19・バレンシア)のフランス移籍説が浮上する中、元ガンバ大阪ファン・ウィジョ(27・ボルドー)と比較する発言が出ている。
5月10日(日本時間)、フランスのウェブサイト『ウェブジロンド』は、Kリーグの選手を長年取材してきたフランスのサッカー専門雑誌『Lucarne Opposée』のモーリガル・バプティスト記者とのインタビューの模様を伝えた。
『ウェブジロンド』はまず、ファン・ウィジョのフランス進出について質問した。
バプティスト氏は「韓国では、ファン・ウィジョがフランスに進出するとは予想できなかった。ドイツ移籍の可能性を高く見ていて、メジャーリーグサッカー(MLS)移籍の噂さえもあった。だからこそ、ボルドーに移籍するとは思ってもいなかった。(移籍後)驚いた」と述べた。
ファン・ウィジョは2019年7月、ガンバ大阪からボルドーへの移籍を発表。4年契約を結んでいた。
ファン・ウィジョの国内人気について、バプティスト氏は「彼が攻撃陣の先発メンバーであることは良く知られているが、不振なパフォーマンスで非難を浴びている。2018年のジャカルタ・アジア大会では、キム・ハクボム監督が城南FC時代に指導したファン・ウィジョをオーバーエイジ枠で招集したことて議論を呼んだ」と話す。
そして、「無名ではないが、ソン・フンミンやイ・ガンイン、キ・ソンヨン、イ・スンウらに比べると人気は落ちる」と説明した。
現在、欧州の移籍市場ではイ・ガンインに対するマルセイユからの関心が噂されている。
韓国サッカーの全体的な事情に詳しいバプティスト氏は、この件について「その噂はかなり驚きだ。バレンシアはイ・ガンインを大事に思っているので、彼がスペインでプレーすることを望んでいる。彼はとても有望で才能のある選手だ。すべての攻撃的ポジションでプレーできる。彼は優れたパス能力と技術を持っている」と話すと、「韓国ではすでにファン・ウィジョよりも人気が高い」と付け加えた。
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