一見すると少女のような風貌と“美ボディ”のミスマッチは大きな話題になった。
チェ・ソルファはその後、フィットネス・タレントして活躍。
プロ野球の始球式などにも呼ばれて披露した“開脚投球フォーム”は、日本の写真週刊誌でも紹介された。
また、今年8月には自身の名を冠したフィットネスジム「ソルファ・ジム」をオープン。
チェ・ソルファは、ジムのオープンに合わせて自身のYouTubeチャンネルも開設し、ユーチューバーとしても活動している。
このチェ・ソルファと同じようにマルチな活躍を見せているマッスル美女がイ・ヨンファだ。
彼女も『マッスルマニア』出身。2017年4月に行われた『2017 MAX Q マッスルマニア・オリエント・チャンピオンシップ』でファッションモデル女子部門のグランプリを獲得した。
『マッスルマニア』はボディビルディング部門、個性的で美しい筋肉を審査するフィジーク部門といった男性部門だけではなく、 ポールダンスなども披露するフィットネス部門、文字通りビキニが似合う美ボディを競うミズ・ビギニ部門といった女性たち限定のコンテストもある。
イ・ヨンファはスタイルの良さに加え、健康的な美しさを兼ね備えていることが条件となるファッションモデル部門で見事にグランプリに輝いているわけだ。
しかも、彼女は単なる“美ボディ”の持ち主ではなかった。突発性難聴と耳管開放症というハンディキャップを乗り越えて、見事にグランプリに輝いたのだ。そのため、韓国では“感動マッスル美女”と呼ばれている。
そんなイ・ヨンファは日本でも取り上げられている。今年2月には日本の『週刊プレイボーイ』でグラビアも披露。日本テレビ系列のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』にも出演した。
現在、イ・ヨンファはモデルやフィットネス・タレントとして活動する傍ら、ソウル大学のデザイン学科で講義も行っている。
もともとデザイナーとして活動していたこともあるが、彼女が講師に抜擢されたのは、フィットネス大会での受賞以降、人気と知名度が急上昇したことと無関係ではないだろう。
その一方で、チアガール、ミス・コリア、そして大学の客員教授など、もとの経歴とは想像もつかない“美ボディ”を作り上げ、そのギャップが話題になった“マッスル美女”たちも多い。順に紹介していこう。