新型コロナウイルス感染症の被害が大きい大邱FCは、第1節のみアウェーで戦うこととなった。
【現地発】Kリーグで約1カ月ぶりに親善試合開催!“最小限の接触”で行われたその模様は?
韓国プロサッカー連盟は4月28日、ソウルのサッカー会館で来月8日に開幕するKリーグの日程に関するブリーフィングを開催した。
開幕戦では“ディフェンディングチャンピオン”全北現代とFAカップ優勝チームの水原三星の対戦が決まっているが、9日からの日程は確定していない。
連盟は「各クラブと協議を重ねており、来る29日午前には確定させて発表する予定だ」と明かした。
そのなかで、大邱FCのスケジュールに多くの関心が集まった。
韓国内でも大邱は新型コロナの被害が最も大きい地域でもある。大規模な感染の事例が相次いで発生した。
これに伴い、大邱広域市を本拠地とする大邱FCの選手は、一時クラブハウス内から外出できず、隔離状態で過ごさなければならなかった。そのため、大邱FCはシーズン序盤、アウェー試合だけを消化するという予想も多くなされていた。
しかし、予想に反して連盟は大邱FCが第1節だけをアウェーで戦うことを決定した。第2節以降は他のクラブと同じ基準が適用され、ホームでも試合を開催する。
ただし、対戦相手は日帰りが可能な近接した地域にある浦項スティーラースと尚州尚武FCに決まった。
連盟関係者は「アウェー側は大邱に日帰りで迎えるクラブに決めた。宿泊をしない方が良いと判断し、このような決定を下した」と述べている。
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