サムスン電子のイ・ジェヨン副会長に「牛乳注射」の常習投薬疑惑が浮上、波紋広がる

2020年02月13日 社会 #サムスン
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サムスン電子の事実上のトップであるイ・ジェヨン副会長が、“牛乳注射”と呼ばれる麻薬プロポフォールを常習的に投薬していたとの情報提供があり、検察が捜査に突入したという報道が出た。

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2月13日、とある韓国メディアの報道によると、国民権益委員会はイ・ジェヨン副会長がプロポフォールを常習投薬したという公益通報を受けて、大検察庁(最高検察庁)に捜査を依頼。大検察庁は、これをソウル中央地検の強力部に通知した。

通報者は、ソウル江南(カンナム)にある整形外科の看護助手シン氏のボーイフレンドであるキム氏であることがわかった。

報じたメディアがキム氏にインタビューを行った結果、イ・ジェヨン副会長のプロポフォール投薬疑惑を裏付ける資料を確保したと発表した。

キム氏は、ガールフレンドのシン氏を病院に通勤させながら、イ・ジェヨン副会長がプロポフォールを常習投薬していた事実を知り、2018年には投薬する場面を目撃したという。

サムスン電子のイ・ジェヨン副会長

別名“牛乳注射”と呼ばれるプロポフォールは、睡眠麻酔薬で治療目的以外には使用できない。幻覚症状だけでなく、強い中毒性があるため、2011年からは麻薬に分類されている。

過去2013年には女優チャン・ミイネやパク・シヨン、イ・スンヨンがプロポフォールを常習的に投薬していたことが発覚し、懲役8カ月、執行猶予2年の有罪判決を受けたこともあった。

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