それから11年が過ぎた2002年、とある高校の新築現場でカエル少年たちと思われる5体の白骨死体を発見。検視の結果、頭に殴られたような痕跡があったので他殺と断定されるも、捜査を進めるには時間がたちすぎていた。
ちなみに、少年たちが通っていた小学校は、彼らの死亡が確定した2002年まで、もし生きて発見されたら即復学できるよう、学籍をそのまま残し、毎年5人分の定員枠も空けていたという。
興味深いのは、華城連続殺人事件にしてもイ・ヒョンホくん誘拐事件にしても、カエル少年失踪殺人事件にしても、すべて1991年に発生(もしくは連続犯行が終了)していることだ。、韓国の90年代は実際のところ、政府が「犯罪との戦争」を宣言するほど暗い時代だったが、そうしたことも無関係ではないような気がする。