現代において口承されており、出所が明確ではないものの、多くの人に広まっている噂話。つまるところの「都市伝説」が日本にはとても多い。「人面犬」や「死体洗いのバイト」「さっちゃん」「トイレの花子さん」などは、誰もが一度は聞いたことがある都市伝説だろう。
実は、韓国にもウソかホントかは定かではない、都市伝説がいくつも存在する。
そのなかでも定番といえるのは「口裂け女」と「赤い紙、青い紙」だ。日本でも有名な都市伝説だが、なぜか韓国でも言い伝えられている。ウォシュレットが普及している今となっては「赤い紙、青い紙」はすっかりおとぎ話扱いだが、「口裂け女」の話はまだまだ健在だ。
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韓国で「赤いマスク」と呼ばれるその話は、学生たちの間で周期的に流行している。内容は以下のようなもの。
学校帰りに赤いマスクをした女が現れ、「私、きれい?」と問いかけてくる。「きれいですよ」と答えると、女は静かにマスクを取って裂けた口を見せながら不気味に薄笑いを浮かべて「これでも?」と、もう一度返事を迫ってくる。
恐怖に脅えながらそれでも「きれい」と答え返すと「じゃあ、あんたもきれいにしてあげる」という女に口を裂かれてしまうし、「きれいじゃない」と答えたら女に即座に鎌でメッタ斬りにされてしまうというオチだ。
基本的には日本の「口裂け女」と内容は同じだが、地域によっては「お前の血液型は何?」と問われる「赤いマスク:血液型バージョン」もあるらしい。