韓国の時事評論家キム・オジュン氏と放送関係者など計7人が、防疫規則違反の疑いで調査されている。
【話題】サイゼ社長より激怒?韓国のカフェ事業主たちが政府相手に訴訟
ソウル麻浦(マポ)区は、韓国TBSラジオの時事番組『キム・オジュンのニュース工場』のパーソナリティであるキム・オジュン氏らが、新型コロナの防疫規則を違反した疑惑と関連して現場調査を実施。事件当時、キム・オジュン氏を含めた7人が集まっていたことを確認したと1月20日明らかにした。
このような内容は、キム・オジュン氏ら一行が、ソウル麻浦区上岩洞(サンアムドン)のとあるコーヒーショップで、マスクをあごに下ろした状態で会話している姿が写った写真が前日公開されたことによるものだ。
写真に写っていた人物たちは、キム・オジュン氏を含めて5人だったが、麻浦区は1月20日午後に現場調査を通じて、当時はそれより人数が多かったことを確認した。
麻浦区は彼らの行為が、感染病の予防及び管理に関する法律により発令中のマスク着用防疫指針の順守令と、5人以上の私的な会合禁止令の違反に該当する可能性があるとして調査中だ。
もし、キム・オジュン氏らの行為に違反という判断が下されれば、1人当たり10万ウォン(約1万円)ずつの過料処分が下される可能性がありながら、該当売り場にも150万ウォン(約15万円)の過料が科される可能性がある。
ただ、仕事関係者たちが集まった行為を、私的な会合とみなすかどうかは調べてみなければ判断がつかないという状況だ。
TBS側はこの会を、制作陣が業務上行ったものとし“私的な集まり”ではなかったと公式に謝罪している。
TBS側は「生放送終了直後『ニュース工場』製作陣が、放送のモニタリングと翌日の放送に向けて業務として集まった。私的に集まったわけではない。防疫規則を違反した点については、頭を下げてお詫び申し上げる」と明らかにした。
前へ
次へ