“韓国広報専門家”を自称する誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が、キムチは中国の文化という主張に対抗するために、米『ニューヨーク・タイムズ』にキムチの広告を掲載した。
ソ教授は1月19日、「1月18日(現地時間)、『ニューヨーク・タイムズ』アメリカ版Aセクション5面と、インターナショナル『ニューヨーク・タイムズ』(欧州・アジア版)5面にキムチの広告を掲載した」と明らかにした。
「韓国のキムチ、世界の人々のためのもの」というタイトルの広告は、「キムチ文化は2013年にユネスコ人類無形文化遺産に登録された。歴史的に数千年間、韓国の代表的な食文化をつないできた」と説明した。
また広告のコピーには、「現在は世界の人々が愛する発酵食品として位置づけており、韓国のキムチは世界人のものとなった」と表記した。
今回のキムチ広告は、中国がキムチを自分たちの伝統文化に組み込もうとする、いわゆる“キムチ工程”に対抗するために企画された。
この広告事業は、とある団体の後援と多くのキムチ専門家、広告専門家、デザイナーとのコラボレーションで行われた。
ソ教授は「とんでもない“キムチ工程”にいちいち対応するよりも、正確なキムチの情報を簡潔に世界の人々に知らせたかった」とし、「今回のニューヨーク・タイムズの広告ファイルをインスタグラムとフェイスブックなどのSNSでも宣伝している」と述べた。
続いて「キムチに関する文化と歴史の映像を韓国語、英語、中国語など多言語シリーズとして準備しており、YouTubeなどの世界的な動画サイトを通じて着実に推進していく計画だ」と明らかにした。
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