新型コロナ変異種が韓国にも流入…“第3波”が収まらない状況で医療システムに負担必至か

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イギリスで流行している新型コロナウイルスの“変異種”が韓国国内に流入したことが12月28日、確認された。

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新型コロナ変異種は、既存のウイルスよりも致命率が高いわけではないが、感染スピードが最大70%も早いことが確認されている。イギリスでは最近、新型コロナ患者が急増した原因を変異種と見ている。

医療界によると、イギリスで感染拡大し、韓国にも流入した新型コロナ変異種は去る9月、イングランド南東部に初めて出現した。以降、イギリス政府が12月14日(現地時間)、世界保健機関(WHO)に遺伝子分析により確認した変異種を報告しながら、全世界の注目が集まった。

イギリス政府は当時、新型コロナ患者の急激な増加傾向が変異種の発生に影響を受けたものと推定した。

高麗大学校・九老病院キム・ウジュ感染内科教授は、「今回のイギリス発のウイルスは遺伝子特性まで変わった変種ウイルスではない。現在までは変異レベルであり、ワクチンを無力化するという懸念も根拠がない」と予想した。

ただ感染力が強く、感染スピードが速いだけに、また違う大規模な流行を引き起こしかねない。“第3波”が収まらない韓国で、変異種によって感染者が急増した場合、医療システムに負担を与える可能性がある。

専門家らは防疫当局が監視を通じて変異種に備え、早期に対応しなければならないと助言している。

なお12月28日0時基準で発表された韓国の新規感染者数は、808人だった。2日連続で1000人を下回ったが、週末や休日で検査数が一時的に下がった影響と思われる。

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