自殺したソウル市長の告別式、多くのソウル市民が駆け付ける…YouTubeで生中継も

2020年07月13日 社会
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64歳で生涯を終えたソウル市長パク・ウォンスン氏の告別式が7月13日午前、ソウル市庁で行われたなか、多くの市民が雨のなかでソウル広場を埋め、最後の見送りをした。

【画像】ソウル市長の直筆遺書が公開「みんな、さようなら」

パク・ウォンスン市長の告別式は8時30分からソウル市庁の多目的ホールで行われた。

告別式の現場には遺族と市・道知事、民主党指導部、ソウル市幹部、市民団体代表者など約100人余りの限られた人士だけが参加した。告別式はYouTubeチャンネルを通じて生中継された。

この日、遺族代表として出たパク・ウォンスン市長の娘は「父が行かれる道に追悼と哀悼の意を送ってくださったすべての方に心から感謝します。突然の出来事に混乱したであろうソウル市職員の方々に申し訳なく、また感謝します。おかげで私たち家族は、容易ではない時間を耐えられています」と伝えた。

(画像=YouTube)追悼の辞を述べるパク・ウォンスン市長の娘

続いて「市民一人ひとりが近くにきて、勇気を出して震える声で伝えてくれました。私が知らなかった父を、その人生を知ることになりました。本当に特別な弔問行列でした」とし、「派手なスーツだけでなく、平凡な作業服を着た市民たちの心のこもった弔問を誰よりも喜ぶ父が呼んでいるようでした。“来てください。市民の皆さん。私には市民が最高の市長です”。市民一人ひとりに会うたび、父の姿を見ました」と、震える声で感謝を伝えた。

庁舎入口のガラス扉は、複数の市民がパク市長を追慕して貼った黄色の付箋でいっぱいだった。市民たちは庁舎から霊柩車まで続く約100mの長さのフェンス両側に並んで立っていた。支持者はパク市長の霊柩車が到着する前の早朝から、庁舎前の焼香所の周辺に集まり、涙を拭いながらパク市長を追悼した。

(画像=YouTube)

葬儀委員会は告別式を終えた後、パク市長の遺体をソウル追慕公園で火葬する。以降は故郷である慶尚南道・昌寧(チャンニョン)に移し、埋葬する方針だ。

葬儀委員長はソウル大学のペク・ナクチョン名誉教授、民主党イ・ヘチャン代表、ソ・ジョンヒョプソウル市長権限代行(行政1副市長)が、司会は共に民主党コ・ミンジョン議員が務めた。

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