遺体のまま発見されたパク・ウォンスンソウル市長の手書きの遺書が公開された。
【注目】死亡したソウル市長、女性の人権問題に取り込んだ“人生史”
ソウル市は7月10日、ソウル大学病院の葬儀場でパク・ウォンスン市長が書いた自筆の遺書を公開した。
パク市長は遺書で「すべての方に申し訳ない。私の人生でともにしてくれたすべての方に感謝します。ただ苦痛しか与えられなかった家族に申し訳ない。火葬して両親のお墓に撒いてくれ。みんな、さようなら」と書いた。
パク・ウォンスン市長は7月9日午前、「やむを得ない事情」で当日のスケジュールをすべてキャンセルし、同日10時44分頃にソウル鍾路(チョンロ)区の公邸から外出し、10時53分に明倫洞(ミョンリンドン)の公園にいたと確認された。
7月9日17時20分頃になってパク・ウォンスン市長の娘が、連絡が取れないと警察に通報し、警察と消防がパク市長の足取りを追跡、捜索していた。そして7月10日0時1分、ソウル北部にある北岳山(プガクサン)の粛靖門(スクチョンムン)付近で遺体が発見された。
前へ
次へ