韓国の新規感染者数が7月3日0時基準、63人と報告され、これで累計感染者数は1万2967人と集計された。
感染がソウルなど首都圏と大田(テジョン)、光州(クァンジュ)に続いて、大邱(テグ)にまで拡大し、一日の新規感染者は5日ぶりに60人台に急増した。
新規感染者の感染経路をみると、地域からの報告が52人、海外流入が11人だ。52人を地域別にみると、京畿16人、ソウル12人、大邱10人、光州6人、大田4人だった。仁川(インチョン)と忠清南道、全羅北道、慶尚北道からも、それぞれ1人の感染者が報告された。大邱地域の新規感染者が10人を超えたのは、4月7日(13人)以来、3カ月ぶりだ。
首都圏では、教会をはじめとする既存の集団感染事例を中心に感染者が続出している。京畿議政府(ウィジョンブ)のアパートやジムを中心に、10人の感染者が発生した。
光州では寺院での集団感染と関連しオフィス、教会、旅行者の集まりなどから感染者が出ている。前日12時までの累積感染者数は49人だ。
海外からの流入者11人のうち、4人は検疫の過程で感染がわかった。残りの7人は入国した後、京畿(2人)、大邱(3人)、慶尚南道(2人)地域の自宅や施設で自己隔離中に判明したと推定される。
新型コロナによる死者は新たに発生しなかった。現在の死亡者数は282人。回復して隔離を解除された人は75人増え、計1万1759人と集計された。
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