BIGBANGのG-DRAGONやBLACKPINKのリサなど、韓流スターたちが5月から中国本土のスクリーンにCMキャラクターとして登場し始めたことで、中国国内での限韓令(韓流制限令)の解除に対する期待感が集まっている。
【写真】BIGBANGのG-DRAGON&BLACKPINKのリサのチャイバイ広告とは?
そんな中、中国のネットユーザーたちの間では、限韓令解除について意見が分かれている。
一部の中国ネットユーザーは限韓令を解除しないでほしいと主張した。
中国のあるネットユーザーは「韓国ドラマを好きなのは良いが、限韓令は最後まで守らなければならない」「どの国でも中国に友好的でない可能性があるので、留保しなければならない」(ABC***)とした。
このような背景には、韓国の芸能人たちが中国に対して二面的な態度を見せているという不満が大半をなしている。
ある中国ネットユーザーは「中国でお金を儲けて帰国したあと、中国を嘲弄する芸能人がとても多い。それで限韓令を支持している」(wyqss~~~)だとし、「中国の金を稼ぎながら、一方では中国の悪口を言っている。韓流スターたちが中国で多くの人気とお金を享受したが、韓国に帰ってからは中国について冷笑的だった。限韓令を緩やかにしてはいけない」(emo**)と主張した。
また、「韓国の芸能人たちが中国や中国の視聴者を尊重してこそ戻ってこれる」とし、「多元化された競争は長期的に中国文化市場の発展に役立つ。最近、大きな変化で消費者の判断力が濁った感じ」(BP***)とし、限韓令解除に対する友好的な反応も存在した。
一部では「その国のネットユーザーの反応でその国を定義してはならない」「中国ネットユーザーたちは中国を代表しない。ここには民族主義的な書き込みをする人が多い」とオンライン上の意見をそのまま受け入れることに対する警戒心を見せた。
一方、2016年にTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)配置をめぐって中国が限韓令を出して以降、最近は久しぶりにBIGBANGのG-DRAGONやBLACKPINKのリサなどが中国で広告モデルとして抜擢された。
中国の習近平国家主席も5月13日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話通話を通じて、年内に韓国訪問の意思を明らかにし、韓国と中国の関係改善の期待感を高めている。
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