ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』が韓国映画初、アジア初となるアカデミー脚本賞を受賞した。
【写真】『パラサイト』の美人奥様女優、高校の卒業写真も美しかった!!
2月10日(日本時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターでは第92回アカデミー賞が行われた。
この日、『パラサイト』のポン・ジュノ監督とハン・ジンウォン作家は、脚本賞を受賞した。
これは韓国映画の歴史のなかで初のアカデミー賞受賞であり、アジア映画としても初めての快挙だ。また外国語映画としては、2003年のペドロ・アルモドバル監督の『トーク・トゥ・ハー』以来、約17年ぶりの受賞となった。
ポン・ジュノ監督とハン・ジンウォン作家は舞台に上がり、多くの拍手を受けた。
ポン・ジュノ監督は「シナリオを書くということは、孤独で寂しい作業である。国家を代表して書くこともない。韓国では初のオスカートロフィーだ。ありがとうございました」と、韓国語と英語で感想を話した。
続いて「いつも多くのインスピレーションをくれる妻にも感謝し、セリフを見事に表現してくれた俳優たちにも感謝している」と述べた。
ハン・ジンウォン作家は「サンキュー、ディレクター・ポン!」と、ポン・ジュノ監督や母に感謝を伝えた。そして「アメリカにハリウッドがあるように、韓国には忠武路(チュンムロ)がある。忠武路のすべてのフィルムメイカー、ストーリーテラーと栄光を分かち合いたい。サンキュー、アカデミー」と所感を明らかにした。
なお『パラサイト』は、第92回アカデミー賞授賞式で脚本賞をはじめ、作品賞、監督賞、国際映画賞(外国語映画賞)、編集賞、美術賞などにノミネートされた。
前へ
次へ