BTS(防弾少年団)が3年連続で大賞に輝いた。
2019年と2020年初めに行われた韓国の歌謡授賞式で大賞を総なめにしたBTSは、今回も大賞を受賞した。
【写真】BTSの舞台裏を激写!! 第28回ソウルミュージックアワード
1月30日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで行われた「第29回ソウルミュージックアワード」(主催:『スポーツソウル』、主幹:ソウルミュージックアワード組織委員会、後援:High1リゾート、韓国観光公社、韓国訪問委員会)で、BTSが“アルバム大賞”、少女時代テヨンが“音源大賞”を受賞した。
これでBTSは3年連続の大賞という記録を作った。今回も異論のないアルバム大賞の主人公となった。
過去、第23回ソウルミュージックアワードで新人賞を受賞したBTSは、その後も本賞、ミュージックビデオ賞、ダンスパフォーマンス賞、最高アルバム賞、大賞などを受賞し、時とともに成長していった。今回のアルバム大賞受賞によって、ソウルミュージックアワード7回連続の受賞という名誉も加わった。
特に3年連続で大賞に輝いた意味は、格別だ。韓国を越えて全世界で愛されるBTSが、再び“K-POPの代表”であることを証明したことになる。
アメリカでのプロモーション活動で授賞式に参加できなかったBTSは、映像と書面で感想を伝えた。
BTSは、「昨年の『MAP OF THE SOUL : PERSONA』は本当に多くの方から大きな愛をもらったようだ。僕たちの音楽を聞いて愛してくれた多くの方々、特にいつも側で大きな力になってくれるARMY(BTSファンの呼称)の皆さんに、最初に感謝の言葉を伝えたい」と話を切り出した。
続いて「皆さんが作ってくれた多くの機会のおかげで、今の僕たちがこの場にいることができる。こんなにも貴重な賞をいただいただけに、僕たちもいつも同じ場所でさらに良い音楽と舞台で報いることができるよう、努力する」とした。
そしてBTSは、「ソウルミュージックアワードの関係者の皆様にも心から感謝を伝えたい。僕たちは来月、新しいアルバム『MAP OF THE SOUL:7』で皆さんにお会いするので、多くの期待と応援をお願いする。ありがとうございました」と感想を伝えた。
BTSは2019年も、輝かしい活躍を広げた。史上初や過去最高の記録を自ら更新し、K-POPの定義を新たに作り出している。
2019年1月のソウルミュージックアワードで大賞を獲得したBTSは、新しいアルバムを作成していると知らせ、ファンの期待感を高めた。それから3カ月後に発売した『MAP OF THE SOUL : PERSONA』は、全世界を揺るがした。
「Melon」「genie」など韓国の主要音源チャートで発売と同時に1位を記録したことはもちろん、アルバムの累積販売枚数は371万8230枚に。音楽をストリーミングで聴く時代に、アルバムだけで370万枚を超える販売枚数を記録したのだ。BTSにしか成し遂げることができない数字だろう。
彼らにとって2019年は、さらに世界的なアーティストとして成長した1年でもあった。
韓国歌手にとっては夢の舞台であったアメリカで、BTSはK-POPの地位を高めた。「ビルボード200」で1位を記録し、新たなK-POPの歴史を作った。
去る1月27日にはアメリカで開かれた「第62回グラミー賞」に、パフォーマーとして参加した。2019年は授賞者として参加したが、2020年は舞台を披露しており、さらに強固となった彼らの地位を実感できる実例だった。
圧倒的なアルバム販売枚数と、ビルボードまで席巻したBTSの“花道”は、2020年も続く見通しだ。
来る2月21日、新アルバム『MAP OF THE SOUL:7』で1年ぶりにカムバックするからだ。すでにアルバムの予約販売だけで342万枚を突破し、史上最多記録を作っている。
先行予約だけで過去のアルバム販売枚数に近い数字を叩き出しているだけに、カムバック後にどんな記録を更新するのか注目される。
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